席次表の基本!テーブル配置の5つの型と人数について知っておこう!

結婚式の準備を色々と進めていく中で、「披露宴の席次(座席の順序)」に悩む人も多いのではないでしょうか?

1テーブルには何人座れるの?主賓やゲストの席次マナーは?

ゲストが多くなるほど、失礼があっては大変ですよね。

最近は、結婚式スタイルが多様化していることに伴い、席次スタイルも様々です。

この記事では、1テーブルに配置できる人数、基本的なテーブルレイアウト、席次マナーについてわかりやすくお伝えしたいと思います。

結婚式の席次表の基本!まず、1テーブルにゲストは何人まで座れる?

結婚披露宴で、定番のテーブルレイアウトは「ちらし型」。

会場の広さやゲスト人数に合わせて、丸テーブル(円卓)をバランス良く配置するスタイルです。

丸テーブルといっても、いろいろとサイズがありますよね。ホテルやレストラン会場の1テーブルに座れる、サイズ別のおおよその人数は、

・直径120cm~150cm ⇒ 6~8人
・直径180cm~220cm ⇒ 8~10人


お子さんや体が不自由な方がいらっしゃる場合は、座席に余裕を持ってお座りいただきたいですね。

結婚式のテーブルレイアウト、実は、人気の「ちらし型」以外にも、いくつか種類があるんです。

雰囲気がガラッと変わる!5種類の結婚式テーブルレイアウト

ここでは、オーソドックスなレイアウトとして「ちらし型」「くし型」の2種類、その他のちょっとユニークなレイアウトを番外編として3種類、ご紹介したいと思います。
※「ちらし型」以外のレイアウトで、1テーブルに配置できるゲストの人数は、招待するゲストの総数や会場の大きさにもよります。

1. 「ちらし型」 ~華やかさ&セレモニーらしい雰囲気~


〈特徴〉
・新郎新婦席の前に丸テーブルをバランスよく配置する
・メインテーブルに近い中央側が上席

〈メリット〉
・ひとりひとりのスペースがゆったり
・同じグループごとにまとまってお座りいただけるので、和やかな雰囲気を作りやすい
・テーブルの座席数を変えることで、ゲスト数の増減に対応しやすい
・テーブル自体の配置が自由なため、レイアウトにより会場の雰囲気を変えやすい

〈デメリット〉
・テーブルの正面ゲストとの距離が遠いため、両隣のゲスト同士の会話が中心となる

〈1テーブルの人数〉
・直径120cm~150cm ⇒ 6~8人
・直径180cm~220cm ⇒ 8~10人

2.「くし型」 ~格式高い晩餐会スタイル~


〈特徴〉
・縦長のテーブルを垂直に並べて配置する(髪をとかす櫛のイメージ)
・格式が高く感じられる雰囲気
・メインテーブルに近い中央側が上席

〈メリット〉
・縦長のテーブルを使用するため、大人数に対応できる
・各テーブルのグループ分けがしやすい
・正面側のゲストと会話がしやすい

〈デメリット〉
・新郎新婦が見えにくい位置もある
・多くのゲスト同士とは会話しにくい
・座席同士のスペースに余裕を持たせる必要がある

〈1テーブルの人数〉
テーブルの大きさ、ゲスト総数で調整します。

3. 「オーバル型」 ~和やかでアットホームな雰囲気~


〈特徴〉
・高砂席(新郎新婦の席)を設けず、オーバル型のテーブルにゲスト全員が新郎新婦を囲んで座る。ゲストのみがオーバル型のテーブルに全員座る場合もある。
・中央に近いほど上座、離れるほど下座。
・親族や親しい友人のみを招待する、少人数披露宴の場合に良い

〈1テーブルの人数〉
ゲスト全員

4.番外編スタイル ~両親が主役、感謝の気持ちを最大限アピール~


〈特徴〉
・中央に大きなオーバル型のテーブルを配置する。
・家族・親戚の会食風、和やかな雰囲気に

〈1テーブルの人数〉
中央に、家族と親族を配置。その他のゲストは、テーブルの大きさによって人数調整。

5.番外編スタイル ~ゲスト全員との一体感がある~


〈特徴〉
・ゲストとの距離を等しくし、円形シアター風に新郎新婦を取り囲む配置
・新郎新婦に背を向ける位置には席を置かないため、会場広さに余裕があると良い

〈1テーブルの人数〉
4名ほど。各丸テーブルの大きさによって調整。
※席次配置やテーブルレイアウトは、両家の意向、地域の風習、式場と必ず相談の上、進めるようにしましょう!

再チェック!席次のマナーと共通ルール

結婚式の席次において、どのようなテーブルレイアウトであっても忘れてはならない「共通するルール」。

すでにご存知かと思いますが、念のためこちらにまとめておきますね。
 
新郎新婦に近い方が、上座(かみざ)になります。

※上座とは、部屋の席順ルールにおいて一番身分の高い人が座る場所のこと。
 
新郎新婦が座る高砂席(たかさごせき=メイン席)に最も近い席が上座、こちらに主賓ゲストを配置します。

出入り口に最も近い席が下座(しもざ)、こちらに親族を配置します。

高砂席に向って左側が新郎、右側が新婦。

新郎に近い側に新郎の関係者、 新婦に近い側に新婦の関係者が並ぶように配置します。

これが、結婚式席次の重要な共通ルールです。

今一度、ご確認くださいね!

まとめ

この記事では、1テーブルに配置できる人数、基本的なテーブルレイアウト、席次マナーについてお伝えしました。おふたりの参考になれば幸いです。

是非会場の雰囲気・広さ・ゲストの人数を考慮し、プランナーさんからアドバイスをいただきながら、素敵なテーブルレイアウトで大切なゲストをお迎えしてください!

ABOUTこの記事をかいた人

インタビュー&撮影して制作する、結婚式のプロフィールブック「はっぴ本」のプロデュースをしています。プロ野球選手、モデル、アナウンサーなどの業界のプロの方々にご指名頂き、先日実績が1000組を超えました。テレビ取材、ラジオ出演依頼があると嬉しくなる出たがり人です。大阪出身福岡在住です。最近、タイ人に間違われることが多く「日本語お上手ですね」と日本人から言われることも…。