【取材企画】HAPPYなラブストーリー vol.07 〜距離を越える思い〜

出会って、惹かれ合って、結婚するふたり。

幸せそうなあの人は、いったいどんな階段を上って結婚にたどり着いたのでしょう。

結婚にはそれぞれのストーリーがあります。

宝物のような、ふたりが歩んできた道のりをそっと覗き見てみましょう。

今回は潤さん(仮名)と美波さん(仮名)にお話を伺いました。

始まりは同僚

ふたりの出会いは同僚として、新入社員の潤さんが美波さんのいたチームに配属されたことがきっかけでした。

しかし新人研修のあった潤さんはチームの仕事には参加できず、元々他社から潤さんの会社のプロジェクトに参加していた美波さんはそのうちに自社に戻ってしまい、入れ違いのような形に。

そのため、挨拶以外の会話はほとんどなかったといいます。

とはいえ、会社が違っても交流はあったため、会う機会は何度かあったそう。

そんなふたりが接近するきっかけは送別会。ふたりで多摩川のバーベキューの幹事をした時のことでした。

「彼はすごく仕事を全うするんですよ(笑)。ちゃんとしてるなあ、エライなあ、ってまず思ったんですね。当日も気がついたら肉が焼けてたりして至れり尽くせりで」と美波さん。

この人は家庭に入ってもこんな風に頼れるんだろうな、と好意的に思ったそう。

連絡のやり取りが頻繁になり、潤さんも美波さんを素敵な人だなと思うようになりました。

再会と告白

一緒に送別会の幹事をしたことをきっかけに、急接近した潤さんと美波さん。

しかし、潤さんが勇気を出して美波さんを誘っても断られてしまい、フラれたと思った潤さんは落胆してしまいます。

美波さんには潤さんの思いに答えられない理由がありました。

「実は会社を退職して、福岡に帰ろうと決めていたんです。そんな状況で彼を振り回すのは絶対に良くないと思っていたんです」

福岡に戻ることを直接潤さんに伝えなければいけないと思った美波さんは、ある日「ふたりで会いたい」と潤さんを呼び出しました。

「一緒にいれて楽しかった一日の終わりに、不意に彼女から福岡に戻ることを聞かされて。もう動揺の中彼女に気持ちを伝えました」と潤さん。

結局ふたりの中で答えが出ないまま、美波さんは福岡へ。

そのまま恋は終わると思いきや、夏休みに潤さんが仲間たちと福岡へ遊びに行ったことから、ふたりの時間は再び動き始めます。

「僕らのことを見兼ねた仲間が、『お前らいい加減にしろよ!はっきりさせてこい!』って、帰りの空港で僕の背中を押してくれたんです」

仲間の後押しを受けた潤さんは再び美波さんに告白。遠距離恋愛になることを不安に思っていた美波さんもついに潤さんの思いに応え、ふたりの交際がスタートしました。

マジックナンバーのプロポーズ

遠距離恋愛で1〜2ヶ月に1度会う日々を過ごしていたふたりは、もっと一緒にいたいと話すことが次第に増えていきました。

「ふたりの中で1・2・8が『マジックナンバー』なんですよ。だからプロポーズするなら2月18日か8月21日だって、自分の中で決めてたんです」と照れながら話し始めた潤さん。「気づいたら2月18日が迫ってる!もう行くしかない!と思って」

急いで有給を申請しチケットを取った潤さんは美波さんのいる福岡へ。

夜景がきれいだと聞いていた米の山へ美波さんを連れて行きます。

潤さんは夜景を見ながら美波さんに指輪を手渡しました。

もちろん、深い意味を込めた指輪です。

しかし、プロポーズだと思っていない美波さんは「わ〜!ありがとう!」と普通に受け取ってしまい、うれし泣きを想像していた潤さんは慌てます。

改めてちゃんと「結婚してください」と伝えた潤さんに、美波さんはびっくり。夏まで待って、と言われていた美波さんにとっては思いがけないタイミングでした。

マジックナンバーの日のプロポーズは、素敵なサプライズになりました。

毎日一緒の今

遠距離恋愛を経て一緒に暮らしはじめたふたり。

時々会う関係から、生活の中にお互いが入ってきて変化があるかと思いきや、何も無くてびっくりしているといいます。

「急に近くにいるから、色々出て来ると思ったんですけどね〜。何も無くて!普通過ぎてお互いびっくりしているんです」と美波さん。

「彼の、会社での同僚としての顔、友達としての顔、恋人としての顔、全部見てきましたが、全部変わらないんですよ。だから知らない部分を知ってがっかりすることも全然なくて」

それは潤さんも同じだそう。

「前から一緒に住んでたみたいに自然にふたりの生活が出来てるんですよ。遠距離恋愛してた頃と全く変わらないんですよね」

そう言って頷き合うおふたりからは、相性の良さが窺えるようでした。

おふたりの話を伺って

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遠距離恋愛を乗り越え、幸せな結婚にたどり着いた潤さんと美波さん。

お話を伺っている間もずっと笑顔なおふたりが印象的でした。

潤さんが諦めずに思いを伝え、美波さんが覚悟を固めたからこそ、今の幸せがあるのですね。
 
 
※この記事は、はっぴ本で行ったインタビュー取材を再構成・編集したものです。
 
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ABOUTこの記事をかいた人

インタビュー&撮影して制作する、結婚式のプロフィールブック「はっぴ本」のプロデュースをしています。プロ野球選手、モデル、アナウンサーなどの業界のプロの方々にご指名頂き、先日実績が1000組を超えました。テレビ取材、ラジオ出演依頼があると嬉しくなる出たがり人です。大阪出身福岡在住です。最近、タイ人に間違われることが多く「日本語お上手ですね」と日本人から言われることも…。